携帯のフィルタリング

未成年が使用する携帯電話のwebアクセスにフィルタリングが掛かるようになりましたね。フィルタの内容がかなり大雑把で、モバゲーなどの未成年がアクセスしても問題ないであろうサイトまでアクセスできなくなってしまった事が問題視されています。フィルタリングが実施される様になるまでの決定プロセスや、フィルタリングの運用状態には、凡そ適切とは言い難い物があります。特にフィルタリングの対象に関しては今後正常化が必須でしょう。

そんな状態なので、フィルタリングに反対する人も多々居る様です。僕も何でもかんでもフィルタリング、と言う状態が良いとは思いません。
さて、そんな中、崎山伸夫のBlogで崎山さんが「携帯フィルタリングでお嘆きの少年少女諸君へ」と題して、抜け道の提示を行っています。敢えてリンクはしませんが、これって一体どういう意図で書いてるんでしょう？　フィルタリングに反対する事と、抜け道を提示してフィルタリングの無効化を扇動する事とは、全く違うと思います。
元々フィルタリングが導入されたのは、未成年者による出会い系サイト（掲示板）利用や所謂学校裏サイトの問題に対応する為だったと思います。崎山さんが提示した抜け道を使って、これらのサイトを利用した結果、何か問題が発生したとしたら、責任を取れるんでしょうか？